た峡谷の街

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た峡谷の街

私たちにとても親切にしてくれ、夜通しやってるカフェに行き、アルジェリアの
いろんなことを教えてくれました。
彼と別れたあと、行きたかっ、コ坐骨神經痛ンスタンティーヌの橋へ。
アルジェリアに入ってから一睡もせずにいたのとチュニジアの疲れが出て、
橋の下の河原で休憩してる間に3人とも居眠りしてしまいました。
ふと起きてみたらカメラがないっ!!
盗られないようバックパックを枕にしてカメラはきっちり肩からかけて寝てたのに
いつのまに盗まれたんだ!?
「ないない!」と大騒ぎしてたら、案の定「どうしたどうした!」とワラワラと人が
って来て、「カメラ、盗られた」とジェスチ香港如新ャーで伝えたら「ここで待ってろ」と言う。
数人の男たちがその場に残り(半泣きの私たちを元気づけるため)、残りの男たちが
散り散りに走って行った。
もう無理や、と諦めた頃、なんと、10人ほどの男たちが叫びながら戻ってきた。
しかも先頭を走る男性は手を大きく挙げ、その手には私たちのカメラが!!
さすが電話もテレビもない国、人々のクチコミネットワークはハンパない!
大喜びする私たちに彼らは、「イスラム教では盗人は手首を切り落とされる。
カメラを盗んだのは悪いことだが、彼を許してやってもらえないか」と言う。
もちろん「そんなんOK OK!」と笑顔で言う私たち。
そこからはまた男たちが「うちに来い、家族を紹介する」「次はうちに来い、
ごちそうする」と世話焼き合戦が始まり、家に連れてってもらいました。
家の中にはベール姿の女性もいて、お茶やお菓子やパンやおかず(確かヤギの肉だった
と思う) を振る舞ってくれ、見たことのない日本人卓悅に興味津々。
とにかくみんなとても親切、どの人もみんな言ってたのが、「イスラム教は、困った人を
見たら友人として助ける、それがアラーの教え」 なんだそうです。
だから私たちは「イスラム教って なんて素晴らしい! 」と、勢いでコーランの本まで
買ったくらい(アラビア語だから全く読めんけど)。
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